植物性油が体に良いという神話は終わり
飽和脂肪酸は体に悪い、不飽和脂肪酸は体に良い、オリーブ油は体に良いがトランス脂肪酸は体に悪い、、あらゆる油論争が世間では行われています。今現在注目されているMCTオイルは中鎖脂肪酸オイルです。一体全体何が正しいのか??答えは人間の体にとってもっとも良い油とは人間の体に近い動物から摂取した方がいい、です。また太古の昔から人間が摂取してきた植物性の油であればそれを体に取り入れることは出来るが、トランス脂肪酸のように加工して作り上げた油は処理できないということです。豚を食べた時に自然と体に入る脂が体に悪いわけはなく、鳥を食べた時に自然と体に入る脂も悪いわけがありません。アザラシの脂も、鯨の脂も人間にとっては最重要な脂です。オリーブなどの生の油も人間と親和性が高いのですが体に取り入れてそれを体内で活用するには手間がかかることを忘れてはいけません。
赤ちゃんは朝から晩まで動物性の脂で育つ
生まれたての赤ちゃんはお母さんの母乳で育ちます、この母乳の中には動物性の脂が大量に含まれています。この脂を朝から晩まで飲み続けるのですから動物性の脂が体に悪いわけがないのです。母乳の中の脂肪は赤ちゃんの体内で細胞膜などに使われて体を大きくしていきます。この時期にオリーブオイルなどを赤ちゃんに摂取させたならば恐らく下痢になって排泄するはずです。母乳を飲めない赤ちゃんは粉ミルクを飲むわけですがこの中にも動物性脂肪がたくさん含まれているのです。これは動物の赤ちゃんもみな同じでチーターの赤ちゃんは親チーターの脂肪を含む母乳をのみを飲んで育つのです。そして育ったチーターはシマウマを捕食してシマウマの脂肪をたくさん食べて生き延びていきます、植物から植物性油を摂取することはありません。そして成人病にもかからないということです。
動物性脂でコレステロールが上がるならばエスキモーは全員が成人病
動物性脂の過剰摂取に対してコレステロール値の上昇を指摘する方が多いのは理解しています、ですがそうなるとアザラシのお肉のみで生き延びてきたエスキモーの方々は全員がコレステロールが高いことになります。ですが実際にはそのような事実は認められていません。むしろ成人病はいないという説もあります。チーターは動物性脂のみであのスタリッシュな体型を維持できていることからも分かるように動物性脂は太るという説は完全な間違いです、むしろ人間は動物性脂を摂取してこそ健康を維持できます。人間にとって正しい脂を摂取することは肥満解消の基本です。