外反母趾の人は足の爪が死んでいる人が多いが
前重心が長く続く方は外反母趾になり、やがて親指や小指の爪が死んでいきます。爪に常に負荷がかかることから爪の血行が悪くなり、やがて組織が死滅します。ですがこれは全て前重心が要因ですから、この前重心を取り除きますと、外反母趾はおろか爪の状態も合わせて良くなっていきます。
なぜ前重心になるのか?
そもそもなぜ前重心になるのかといえば、体が歪んでいるからです。特にヒールを日常的に履いている方は、基本前に体重が乗っています。すると体は倒れないように前太ももやふくらはぎにグッと力を入れ続けて、倒れないように踏ん張るわけです。これにより体は変な場所に力が入る状態を作るのです。これが前重心のベースを築きます。
ヒールを脱いでも前重心が続く
ヒールを履いた状態で前重心のベースが出来上がり、そしてそれを永続しますと、今度はヒールを脱いでも前重心が続きます。これにより親指や小指を中心とした爪に圧がかかり続ける状態が完成します。この状態をどれだけ長く続けたかで爪の状態は変わります。
先ずは「太もも前の過度な緊張」を取り除くことからスタートする
当院では先ずは太もも前の過度な緊張を取り除くことからスタートします。この緊張を取り除くだけで、随分体の重心は変わります。踵に体重がしっかりと乗っている感覚を味わうことが出来ます。後ろに体が引っ張られるような感覚を味わうことが出来ます。今状態をキープできますと、外反母趾、爪の変色を改善することが出来ます。
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