朝は完全空腹
朝の食事内容は重要です、朝起きてお腹が空いて空いて仕方がないという人は少ないでしょう、朝起きてどうしてもパンやお米が食べたくて仕方がないという人も少ないはずです。この朝の状態でしっかりとタンパク質、特に動物性タンパク質を摂取しますと1日の血糖値をコントロールしやすくなります。朝食べる食品を肉、卵、チーズなどの動物性食品にしますと血糖値は一切上がらずさらに栄養分をしっかりと摂取できます。必須アミノ酸、必須脂肪酸、ビタミンを網羅できます、これによって昼の空腹は皆無でしょう、なぜならば血糖値が下がっていないからです。仮にお昼時に空腹感がゼロであってもそこでまた動物性タンパク質を摂取すれば栄養素を満たすだけでなく血糖値も全く上がりません、これによって午後は快適に過ごせるだけでなく夕方時の小腹が空くなども全くありません。夜になって空腹感があればそこでまた動物性タンパク質中心の食事をします、肉、卵、チーズなどです。朝の時点で血糖値を上げるような炭水化物を避けることで1日の食事を完璧にコントロールできます、朝炭水化物を摂取しますと血糖値が上がるが故に下がった際に小腹が空き続け炭水化物を一日中食べるサイクルに入るのです。そして炭水化物には必須栄養素がほとんど入っていませんから慢性的栄養失調に陥ります。
お米、パン、パスタを主食にすれば栄養不足
胃袋の大きさには限界がありますからお米、パン、パスタを主食として食べれば他に食べれる量は決まってきます、そしてそれらの炭水化物には栄養が少ないので他に食べる食材でそれを補わなくてはなりません。しかしながら一回の食事量で補うのは不可能であり結果栄養がしっかりと摂れずに終わります。これが日本人を栄養不足に陥らせているメカニズムです。主食に栄養が無い物を選んでしまったがゆえにどうしても栄養が足りなくなるのです。そうではなく主食こそを肉、卵、チーズなど栄養が満ちたものを選ぶのです、サイドメニューは野菜や果物、お豆腐など口直し程度につまめばそれで十分です。これならば一切血糖値が上がりませんから無駄な空腹も抑えることができます。
血糖値が上がらない食事ばかりで血糖値は大丈夫なのか?
血糖値が上がらない食事ばかりを食べて血糖値は下がってしまわないのか?そのような疑問の声を多く聞きますが全く問題ありません。血糖値を安定させるメカニズムを体はしっかりと備えておりそれが肝臓で糖を作り出すメカニズム、糖新生です。肝臓で糖を作り出すことで自らの血糖値を常に安定させます、肉食動物はこのシステムを使って血糖値を日々安定化させています。人間もこのシステムを持っているので糖質をあえて食べなくても全く問題ないのです、むしろ急激に糖質を摂取することで血糖値の乱高下が起こり低血糖化しているのがほとんどです。太る唯一の要因炭水化物を摂取しないことで血糖値は安定化し脂肪細胞も肥大化しないためインスリン抵抗性も下がり相乗効果で痩せやすい体になっていきます。